「楽しむための一竿を」というコンセプトの元、小型から大型までサイズを問わずにファイトを楽しめることを目指して設計したアレス・レスターホープシリーズ。第1弾の800スローテーパープラスは調子はもとより軽量性を含めた設計を細部まで徹底的に追求してコンセプトを高次元で実現しました。
マルチに楽しめる1本としてエギングファンから高い評価を獲得する一方で、ロッドプロデュースを手がけるアレステスター&アドバイザーの西本晃生は「楽しむ」というコンセプトを維持したまま専門性も追求。そしてテストを繰り返して作り上げたのが、急流が走る深場を4号以上のエギで攻めるなど、パワーがより求められるシチュエーションにおいて意図通りにアクションをつけることを念頭に置いたパワーモデルの『レスターホープ709MH』です。
素材・工法は800スローテーパープラスと同様。トレカ®「T1100G」』を主体とした高強度・高弾性マテリアルによる高い感度、軽量性や反発力に繋がる超極薄高密度4軸カーボンなど、最高レベルのマテリアルを採用。その結果、800スローテーパープラスよりも強い張り感とシャープさを有していますが、しっかりと曲がる特性は不変。ティップセクションには柔軟性があり「楽しむための一竿を」というレスターホープシリーズのコンセプトを十分に感じられる仕上がりとなっています。
自重は94g。パワーモデルながら軽量に仕上がっており、大型のエギを強くシャクるパターン、小型のエギをクイックにアクションさせるパターンともに1日アプローチするうえでもストレスを感じずにエギングを楽しむことが可能です。
なお、大型のエギを用いたアプローチをメインとして設計した709MHですが、800スローテーパープラスよりも張り感があるうえ、ややショートのレングスとあって小さなエギをクイックにアクションさせるメソッドにも対応可能。秋のシャロー撃ちに使える汎用性の高さも有している点も要注目です。
良型のアオリイカをキャッチするシーンから伝わる、4号以上のエギをラクに扱える強い張り感を有していながらティップは柔軟性を持っているという相反する709MH最大の特徴をぜひチェックしてみて下さい!!